介護の生産性向上とは
「一人でも多くの利用者に質の高いケアを届ける」という介護現場の価値を重視し、介護サービスの生産性向上を「介護の価値を高めること」と定義しています。
つまり・・・
- 業務を見直し、限られた資源(人材など)を用いて一人でも多くの利用者に質の高いケアを届けること。
- 改善で生まれた時間を有効活用して、利用者に向き合う時間を増やしたり、自分たちで質をどう高めていくか考えること。
介護サービスにおける
生産性向上のための7つの取組例
このような事例はありませんか?
ムリ
(設備や人材の心身への過度の負担)
・新人職員がいきなり一人で夜勤になる
・新人職員がベテラン職員と同じ業務量を担っている
・体重80kgの男性利用者のポータブル移乗を女性の介護職員1人で対応する
ムダ
(省力化できる業務)
・利用者を自宅に送った後、忘れ物に気づき、もう一度自宅に届ける
・バイタルなどの記録を何度も転記している
・月に同じような会議を2度、3度開催している
ムラ
(人・仕事量の負荷のばらつき)
・手順通りに作業する職員と自己流で作業する職員、状態に応じて介助する職員がいる
・曜日によって、夕食の食事介助の介護スタッフ数がばらつき、食事対応に差が生じる
・介護記録の研修もなく、記載の仕方が職員によってマチマチで正確に情報共有がなされない
職員が介護業務に集中でき、働きやすい職場環境を作るため、日ごろの業務を改善しましょう。
業務改善に関するご相談に応じます。お気軽にご相談ください。